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2014.01.21
引き続きライナーノーツを書いていきたいと思います!
アルバムの2曲目に入っています「Volare Via」
この曲は、ヨーロピアンジャズの影響を強く受けて書いた曲です。ラテンジャズ、とも言えるのかな?とにかくライブでお客さんに体を揺らして欲しい、という思いをこめて作りました!ライブで聴いたら是非!体を揺らしてみてね。
思い返せば、この曲が今回、アルバムを作るのに際して一番最初に出来た曲でした。そういう意味では、今回のアルバムのカラーを決める役割も担っているかもしれませんね。
音楽的な特徴というか、聞きどころはここだ!ってのは、Aメロが終わって出てくる、ピアノの左手とベースが同じフレーズをユニゾンする部分!←マニアックですかね。でも、作曲者として、ここは凄く気に入っています。あまりアメリカのジャズでは、ピアノの左手とベースがユニゾンするのは多くないと思いますが、ヨーロッパのジャズでは聴く機会が比較的多い手法でもあります。
また今回、レコーディングエンジニアを担当してくれたのは速水直樹さんというベテランエンジニアさんなのですが、本当に素晴らしい技術を持っていて、僕たちが全幅の信頼を寄せている方です。特に僕は速水さんが録るシンバルなどの金物類の音色が大好きで、このVolare Viaでもシンバル類の、明るくて抜けの良い音色を聴くことが出来ます。是非そんなところにも注目していただけると、もっと楽しめるんじゃないかな?と思います。